昨日、岡山県歯科医師会主催による研修セミナーに参加してまいりました。
テーマは、歯周病で明海大学申教授による講演でした。進行した歯周病に対する外科的療法の講演でした。
歯周病は、口腔内の歯周病原性細菌(歯周病を引き起こす細菌)によって引き起こされる感染症で、細菌の攻撃に対する私たちの抵抗力つまりは免疫力が低かったり、細菌の活動性が免疫力より強かったりすると、歯周病は進行して、歯肉や歯の周りで歯を支えている骨などの歯周組織を破壊していくようになります。
近年、予防という言葉がしきりに使われるようになっていますが、歯周病も予防によってかなり未然に進行を食い止めることができる疾患のひとつです。